【労働相談事例】
【2024年6月~2025年5月】
- 調理場で働いているが決められているシフトの変更依頼をことわったところ「明日から来なくてよい」と言われた。このような状況で一か月ほど出社できていないがどうしたらいいか。→組合加入し団体交渉を申し入れ会社と交渉。→第一回目の交渉でこの間の休業中の給与等について支払いを要求。後日会社側より要求を受け入れる旨の連絡があり合意書取り交し妥結
- 本人転職サイトに申し込み就職。面接時の仕事内容と実際の職務内容が違っており困っている。上司からのハラスメントを受けているため労働相談。→組合に加入し会社側と第一回団体交渉を実施。ハラスメントの状況と業務内容について会社側と交渉。後日交渉途中にも関わらず、突然会社側より本採用拒否の通知が届く。第2回団体交渉で会社側に抗議。交渉の結果、休業期間の賃金支払いで合意退職。
【2023年4月~2024年5月】
- 運送会社に個人事業者契約で就職したが、3か月分の報酬(994,125円)が支払われない。会社は車の修繕費等との差し引きと言っているが、自動車保険に加入して、保険料も払っているのに納得できない。→会社に団体交渉申し込む→第2回団交4月27日リース会社の残リース代(45万円)と未払い報酬から手数料・違約金・等を差し引いて金額を会社が支払うことで和解
- 昨年5月に入社した警備会社、3月で雇用期間満了で、雇止めを通告される、この間の組合加入と団交が原因とすれば、不当労働行為ではないか?団交で会社は期限切れとしか言わず、理由を示さない。→組合交渉でなく本人が直接会社と交渉することに
- 2月に入社した社会保険労務士事務所、システムの維持管理で入社したのに、嫌がらせが続き、能力がないと給与計算部門に回される、試用期間が切れたら解雇されるのでは→団交申し入れ後に本人に試用期間満了予告通知があり、不当労働行為として早急な団体交渉を申し入れ。→5月8日団体交渉、2回の団交後解決金で和解
- 入社して7年目の総合コンサルタント会社、入社1年目でパワハラに会い、3か月休業して、その後会社の隔離室で勤務し、コロナで3年間自宅待機して、5月に会社に行ったら大阪への転勤を命令された。→会社に団体交渉を申し込む→6月7日団交、次回7月3日団交、7月13日組合脱退
- 社長と二人の会社、社長からパワハラがひどく、やめさせたい。58歳女性→団体交渉を申し込む→団交申込書を2回・警告書1回送るも団交拒否・7月31日に解雇予告→弁護士と相談し「労働審判」にすることに。費用は一時CU東京が立替えする。→第1回労働審判で和解
- 1月に就職した会社、会社がM&Aで買収されるので、希望退職を打診された。残ってもいいが、今のプログラマーの仕事ではなく、販売等になるといわれている。他の社員は退職金はないのに自分だけ、1カ月程度の退職金を提示された。どうしたらよいか→週明けまで再度考えることに→退職金を受け取り退職に
- 朝の清掃の仕事(1時間半で1500円程度)を5年近くやってきたが、7月末に突如明日からマンションのごみ出しの仕事に変われと言われた(30分で500円程度)、減収になるし、理由も示されないので、納得できない。→本人が納得できない旨を会社に通知し、その回答次第で、組合に入って交渉するかを決めたい。→本人が納得できない旨を会社に通知して、会社と交渉し、2か月分の賃金を支払うことで決着する。
- 運送会社に9月~11月まで個人事業者請負契約で働くも、この間の報酬が全く支払われない。→事業者契約ではあるが、実態は労働契約であることを指摘し、会社と団交をもち、自動車リース契約の差額(45万円)を会社負担にさせ、自動車事故の修理代、手数料、違約金等を差し引いた金額を支給させる。
- 6月に採用されて4カ月で理由があいまいなままに突如解雇予告された。→12月25日団交→1月19日第2回団交
- 8月に採用されて、試用期間が終了したのに「能力ない」と解雇予告が来た。→1月15日第1回団交→1月26日(金)第2回団交→和解金が示されたが、不満と弁護士に労働審判を頼むということになる。
- 求人募集をみて、面接を受け、ビル管理の仕事につくことになった。1日勤務し、翌日は公休であったので自宅にいたところ、電話で「今回の話はなかったことにしてくれ」と一方的に通告があり、その理由を聞くも「理由をいう必要はない」「雇用契約を結んでないのだからいつでもクビにできる」と言われた。→口頭でも雇用契約成立しており、解雇撤回を基本に団体交渉申込書を本人に提示したが、本人は「解雇予告手当要求を基本に交渉を」と主張し、脱退した。
- 17年務めたビル警備の会社、2023年4月より会社が変わり、定年が62歳が60歳に引き下げられた。再雇用になったが、2023年6月と9月、10月と転倒し、10月の給与が基本給も交通費も支給されない。会社と面談したくない、代わりに会社と交渉してほしい。
- 同僚からパワハラ(30分~2時間の起立したままでの叱責や、朝礼での嫌がらせ等)が繰り返されており、管理者に言ったら逆に「病欠60日を命令」された、また、これに抗議して同僚2人が職場に出勤できない状況になっている。→公務公共一般労組が区労協と一緒に抗議・撤回を要求、第3者でのパワハラ調査とそれに基ずく懲戒処分を行うこととなった。現在面談調査を継続中であるが2024年4月からとりあえず、職場に復帰。
【2022年4月~2023年5月】
- 3月に就職した会社、社長のパワハラがひどく、辞めたいが、2週間前に通知すればよいか(5月の連休明けから次の会社に就職が決まっている)→通知を文書で出すようにいう、その後会社から何も言ってこないので、終了。
- 2月から勤めた清掃会社、突然明日からやめるか、別の現場に行ってほしいといわれた。理由は相手の女性職員にパワハラ的言動をしたとのことだが、納得できない。別の現場は現在より収入減になる。→団体交渉で、会社側はパワハラ的言動は事実誤認と謝罪し、金銭的解決を申し出たが、本人は女性職員の背景に親会社の銀行の圧力があると納得せず、組合を脱退し、銀行相手に交渉するということになった。
- 歯科医院に勤務している歯科技工士だが、コロナの為、出来高払いの収入が減っている。労基法第27条の出来高払い制の保障給を要求できるか?雇用契約書は交わしていない。→事業者請負契約だが、実態は労働契約であることを指摘し、金銭的和解をする。
- 大学進学予備校の事務(非正規雇用・1年ごとの契約更新)として、3年10か月勤務、突如勤務態度が悪いと解雇の口頭通知、納得できない。34歳女性→団体交渉の結果、退職金等で合意退職となった。
- 業務上のストレスで会社を1年休職し、6か月務めて、また、休職申請したら、退職を勧告された。退職しなければならないか→業務を原因とする病気休業であれば労基法上療養期間中の「解雇制限」に該当するので、医師の診断書をつけて休業申請をするよう助言、組合に入って交渉することを言ったがその後連絡がなく、終了。
- 大学予備校に障害者雇用枠で途中採用されたが、仕事も海外支店をつくる事実上の責任者にさせられるなど、障がい者への「合理的配慮」がされてなく、賃金は逆に低いものに抑えられている。是正させたい(40歳代男性)→組合に加入したが、その後すでに他のユニオンにも相談していたため、そちらを優先させたいと組合脱退。
- ビルメンテナンスの会社に1年契約の期限付き社員で勤務。派遣先で、清掃会社の作業員と口論になり、胸倉をつかまれ、壁に押し付けられた。派遣先の係長や他の職員はそばで見ていて、止めなかった。清掃会社の謝罪と黙ってみていた係長以下の職員を放置していたビルメンの会社に「安全確認」を求めたい。→団交で清掃会社の謝罪文とビルメン会社から謝罪と「改善」の文書を出させた。1月分の休業期間は全額給与を支給させた。その後会社から、3月末で、雇用切れと通告が来たので、再度会社と交渉する。この過程で会社の雇用契約書に「不規則勤務」がうたわれていないことが発覚し、不規則勤務分を通常勤務に換算して、差額を会社に請求する。会社も不備を認め退職を条件に金銭和解の話し合いに入るが、本人から、会社と直接話をして、勤務を続けたいという意向が示され、組合との交渉事項は解消になる。
- 運送会社に9月~11月まで個人事業者請負契約で働くも、この間の報酬が全く支払われない。→事業者契約ではあるが、実態は労働契約であることを指摘し、会社と団交をもち、自動車リース契約の差額(45万円)を会社負担にさせ、自動車事故の修理代、手数料、違約金等を差し引いた金額を支給させる。
- 2月途中から入った社会保険労務士事務所、試用期間3か月満了で、解雇通告、納得できない→団体交渉中
- 7年前に入った大手経営アドバイザー等の会社。1年目にパワハラに会い、心療内科に通う。その後は会社で隔離状況になり、その後コロナで自宅で3年間過ごす。今年5月に突然会社に呼び出され、大阪に転勤を命じられる。転勤がいやなら、退職もほのめかされる。→団体交渉申込中